レンタルサーバーを選ぶ判断ポイントの一つである「データベース」について説明します。
※わかりやすく説明するために、厳密には正確でない表現もあります。。。
【データベースとは、】
レンタルサーバーを利用する際、データベースの対応有無が影響するのは、多くのWebアプリケーションが、その動作のためにデータベースを必要とするためです。(※PukiWikiのように、データベースを必要としないWebアプリケーションもあります)
Webアプリケーション | データベース |
---|---|
OpenPNE(ミクシーのようなSNSサイト) | MySQL 4.1以上 |
Zen Cart(本格的なネットショッピングサイト) | MySQL 3.2x |
PHPBB(高機能な掲示板サイト) | MySQL 3.23以上 |
PukiWiki(ウィキペディアのようなサイト) | ※不要 |
データベースを必要とするWebアプリケーションの利用を検討している場合には、データベースが利用できることが選ぶ判断ポイントとなります。また、できれば、試用期間などを利用して、実際にWebアプリケーションの動作検証をしてみることをお勧めします。
【MySQLについて】
マイエスキューエルと読みます。世界的にもメジャーなオープンソース・データベースの一つです。多くのWebアプリケーションで利用されているだけでなく、Facebook、Twitterなどの巨大なウェブサイトでの適用例もあります。
【PostgreSQLについて】
ぽすとぐれすきゅーえる(ポスグレとも呼ばれます)と読みます。MySQLと並ぶ知名度の高いオープンソース・データベースの一つです。商用データベース(Oracleなど)に劣らない機能を持っています。
【SQLiteについて】
SQLite はMySQLやPostgreSQLと異なり、サーバーの概念が無く、アプリケーションに組み込んで利用される軽量のデータベースです。バックアップが、一つのファイルのコピーだけでできるなど、管理の容易さが特徴です。